ウィンターズ・ボーン

アメリカのど田舎で家族を守るために美少女が父親を探す物語。
暗い画面と雪景色で見てるこっちが凍えそう。
せまく閉ざされた社会で、村だけの掟がたくさんあって、そう生きていくしかない超DQNな人ばっかりが出てくる。
主人公のリーは17歳で幼い妹や弟の面倒を見る優しいしっかり者のお姉ちゃんだし、そういう村で生きていくふてぶてしさも持ってる。
でもラスト近く真実を確認するリーにはまだ子どもの部分もあって、トゥルーグリッドを思い出した。
映画館を出るときに前を歩いていたご夫婦が「アメリカってああいう雰囲気のとこほんとにあるんだよなー」という話をしていたのが印象的。